いまだからこそ見て欲しいディカプリオ作品3つ
祝 レオナルド・ディカプリオ オスカー主演男優賞受賞!
レヴェナントを観るのが楽しみで仕方がありません。(まだみられてない)
レオといえば「タイタニック」のイメージ。タイタニックのイケメン、と言えば映画に詳しくない人でも大体伝わる。
でも、彼の魅力はタイタニックだけじゃない!と大声で叫んでみたい。
そんな訳で、ディカプリオ好きな私がお勧めしたい作品を3つほど。
ジャンルの違う3つに絞ってみました。
#好きとはいえ全作品網羅している訳ではありませんので悪しからず。
1. ギルバート・グレイプ〈What's Eating Gilbert Grape〉
タイタニック以前のディカプリオ初期作品。
その中でもこの作品で彼は知的障害を持つ少年(アーニー)を演じ、アカデミー賞にノミネートされている。
ひとこと言ってしまうと。若い頃のディカプリオは可愛い、そして美しい。絵に描いた美少年という言葉がぴったりと嵌る。
この映画での役は無邪気で、純粋無垢な子供そのもの。
そして。障害を持つという難しい役どころということで、彼の演技力を堪能できる作品です。
ちなみにあのジョニデが弟を支えるお兄さん、ギルバート役。
アーニーの面倒をみる姿がなんとも微笑ましい。兄弟モノ好きにもお勧めできると思います。
田舎の閉鎖的な空間の、ある一幕の物語です。
(CV:草尾毅)
*他、初期作品でお勧めしたい作品:
「太陽と月に背いて」
男を魅了する魔性の美少年(嘘じゃない)。パッケージの印象に騙されてはいけない。(CV:三木眞一郎)
「ロミオ+ジュリエット」
現代版ロミジュリ。もちろんロミオ役。死する時でも美しい。 バズラーマンの美しい映像も見ごたえあり。(CV:草尾毅)
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2. ジャンゴ 繋がれざるもの 〈Django Unchained〉
タイタニックイメージを払拭するのにお勧めしたい作品。
タランティーノの描く痛快マカロニウエスタン映画。
ディカプリオが演じるのは黒人をひどく差別する白人領主。つまりはクソ野郎な悪役。
とかく黒人を虐げる、暴力、汚い言葉。
でも、すごい、合ってます。
目つきやら演技やら、力が入ってます。悪役はこうでなくてはならない。
とあるシーンの流血は脚本上の演技じゃなくガチの血ってのも有名ですよね。狂気か伝わるワンシーンです。
とはいえディカプリオ。時折みせる可愛さがあります。極悪非道な姿とのギャップをお楽しみあれ。
R15。
*他、インパクト強めな作品:
「ウルフオブウォールストリート」
前回のオスカーで受賞を逃した作品。中盤ヤってもがいてしかしてない。でも気がつくと感情移入しているのだ、誰でも持っている人間の欲望の部分ゆえに。
そしてレオ様の狂ったダンスがみられる素敵な作品でもある。R18。
「ディパーテッド」
警察とFBIとギャングの探りあい、騙し合い。ギャング集団に潜入捜査する警察官、ビリーを演じている。セリフにfuckが多いところから察して。どんな富も苦しみも、死なば諸共消えていく。R15。
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3. インセプション〈inception〉
自分がディカプリオに再燃するきっかけ映画をチョイスさせていただきました。
ノーラン監督のSF映画です。夢の中で相手の情報を奪う、企業スパイ、コブで主演を果たしています。
独特の世界観と夢の中でのアクションがすごくカッコよくて、キャラクターもとても魅力的な作品ってことでとかくオススメしたい。
コブが抱える葛藤と、一発逆転の大仕事。違和感なく演じきっています。最近では一番シンプルな「レオナルド ディカプリオ」作品とも言えるかも。
ちなみに世界の渡辺謙も出演しています。
*あと、シンプルにディカプリオをみたいなら
「華麗なるギャッツビー」「Jエドガー」とかですかね。
おまけ
レオ様・ディカプリオの吹き替え声優は作品ごとに全然違う、というのは結構有名な話。(テレ朝版では浪川大輔に決まっているみたいだけれど)
でもそれは彼が色んな役柄・キャラクターを演じているからこそ起こる現象なのではないだろうか。
2枚目主人公から、悪役まで演じる彼の活躍にこれからも注目したいところ。
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こんなところで終わっときます。もうすぐGW。よい映画三昧を。