本読んだメモ<海を失った男>
唐突に本が読みたくなったので以前途中まで読んでそれっきりだったスタージョンを読みました。
- 作者: シオドアスタージョン,若島正,Theodore Sturgeon
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: 文庫
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SF小説を色々と漁っていた時期、時間SFアンソロジーで読んだ「昨日は月曜だった」がとても面白くて、それ以来スタージョンは好きな作家のひとりです。
テッドチャンもこの本きっかけで知ることができた。結構おすすめの本です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150117764/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_QLImzb4DVKMWT
(何故か埋め込みできないのでURLで)
ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
- 作者: テッド・チャン,クリストファー・プリースト,リチャード・A・ルポフ,ソムトウ・スチャリトクル,F・M・バズビイ,イアン・ワトスン,ロベルト・クアリア,ボブ・ショウ,ジョージ・アレック・エフィンジャー,ロバート・シルヴァーバーグ,シオドア・スタージョン,デイヴィッド・I・マッスン,H・ビーム・パイパー,大森望,瀬戸羽方,古沢嘉通,浅倉久志,伊藤典夫,室住信子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: 文庫
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スタージョンの作品はなんといってもコトバで表現しにくい面白さが売りだと思います。
よくわからないけど面白い!という センスオブワンダー *1感じまくりな作風です。
あと、SFといいつつも小難しい単語とか説明がほぼないのもいいと思います。
「昨日は月曜だった」も結構ファンタジーよりだと思うし。
SFって難しそうって人にも勧められるかなと。
決してイーガンとか勧めちゃいけない
SFって様々な世界観やガジェットや数学やらが現れる作品という印象が強いですけど、恋愛とか宗教とか身近な存在を違った側面でみることができる・表現できる強みがあると思います。
コンテクスト高めといいますか。
なのでSFが好きです。みんなSF読んでこ!
で、スタージョン読みました。
結構前に読んで以来だったんだけど「ビアンカの手」は読んだこ覚えてた。たまらぬフェチズムを感じる作品。
「シジジイじゃない」「墓読み」らへんがとても好みの作品だった。こう、うん、いいなって、心のめぐり逢いといいますか。
オチがすっきりしてるので読破した時のふにゃっとした達成感が、すごい。
この気持ちが文章になんか書けるはずない。
ろくに感想がかけないことに気付いてしまいました。
おわり。
*1:不思議な感覚・感動みたいなもの: センス・オブ・ワンダー - Wikipedia